平成19年度旭川市障害者スポーツ記録大会

2007年11月11日(日曜日)体育館・水浴訓練室

11月11日(日曜日)旭川市主催平成19年度旭川市障害者スポーツ記録大会が開催されました。
大会は特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会が実施し、水泳、卓球、フライングディスク、ボッチャの4種目で行われ、水泳は36名、卓球は26名、フライングディスクは4名(午後からは他の競技終了者も参加)、ボッチャは3人1組のチームで32チームの競技参加者が集まりました。今年は水泳とボッチャの競技者が増え、各競技会場では熱い戦いが繰り広げられました。

■開会式

開会式では、開会のことば・主催者あいさつ・大会運営委員長のあいさつ・競技説明と続き、旭川アカシア会の藤中洋子さんの選手宣誓で競技開始となりました。また、主催者あいさつにお越しになられた西川将人旭川市長もフライングディスクに挑戦し、会場に居合わせた皆さんから大きな歓声が上がりました。
開会式の様子 フライングディスクに挑戦の西川市長

■卓球

例年、車椅子、上肢・下肢・体幹、聴覚・知的、弱視の各障害ごとに別れてた競技は、今年は障害区分のない個人戦となりました。相手の障害に理解しながらの競技となり、いつもと勝手が違ったようですが、試合は白熱した戦いとなりました。会議室3では全盲の方によりサウンドテーブルテニスも行われました。球に入った鈴の音を頼りに競技するこの競技は、少しでも音を立てると球の位置がわからなくなるので、試合中の競技会場はピーンと張り詰めた空気にあふれます。
卓球競技の様子 サウンドテーブルテニス競技の様子

■ボッチャ

障害区分はなく、3人1組32チームがトーナメント戦で行いました。障害者スポーツとして代表的となったボッチャは、誰にでもすぐ始められる競技ですが、上級になると様々な作戦で相手と競り合うこともあります。今年は参加チーム数も増え、また強豪チームが早々に敗退するなど、例年以上の熱い戦いとなりました。
ボッチャ競技の様子その1 ボッチャ競技の様子その2

■フライングディスク

フライングディスクはボッチャ同様、障害者にも簡単にできる競技です。ディスクを10枚投げ、その内何枚丸い枠の中に入るかで勝敗を決めます。午後からは他の競技種目を終了した方も大勢参加し、皆さん枠をめがけて一投一投慎重に投げていました。
フライングディスク競技の様子その1 フライングディスク競技の様子その2

■水泳

水泳競技は、自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライの4種目をそれぞれ25m・50m・100mで行いました。勝敗を決める競技はなく、競技者は自己ベストを目指し、力強い泳ぎで記録に挑戦します。競技を終えた皆さんは、それぞれ記録証を受け取り自分の記録を確認しました。最後に閉会式では成績発表と表彰式が行われ、講評では参加した皆さんの健闘を讃えました。
水泳競技の様子その1 水泳競技の様子その2