2005年10月8日(土曜日)・9日(日曜日)体育館
「大雪に福祉の花を咲かせよう」を大会スローガンに、第25回全道肢体不自由児者福祉大会旭川大会が「おぴった」の体育館において2日間にわたり開催されました。
大会テーマの「生きがいの持てる社会参加と自立生活」の実現のために、財団法人北海道肢体不自由児者福祉連合協会と旭川肢体不自由児者父母の会の主催で、全道各地から240人の方たちが集まりました。
■アトラクション
旭川市立永山南中学校マンドリン部 | 上川神社獅子舞部 | 開会に先立ってアトラクションが行われました。 永山南中学校の生徒の皆様によるマンドリン演奏の澄んだ音色が印象的でした。 また、対照的に上川神社獅子舞部による迫力のある演舞はその激しさが間近に感じられました。 |
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■開会
旭川肢体不自由児者父母の会 小川副会長の総合司会で開会しました。 | |||
開会のことば 旭川肢体不自由児者父母の会 平山会長 |
北海道肢体不自由児者福祉連合協会 清水会長の大会長挨拶 |
菅原功一 旭川市長 歓迎挨拶 |
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来賓挨拶 高橋はるみ 北海道知事 |
来賓挨拶 全国肢体不自由児者父母の会連合会 橋本勝行会長 |
来賓挨拶 佐々木衆議院議員 |
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■特別講演
「生き生きとした動物たち」と題して 今、全国的な知名度となった旭川市旭山動物園の小菅正雄園長による特別講演が行われました。 園内で繰り広げられる様々な動物たちの様子や、飼育員の方たちのご苦労のエピソードなど、楽しくお聞きすることができました。 また、翌日の大会終了後には旭山動物園の見学を行うこともあり、みなさん興味深くお聞きしておりました。 |
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■シンポジウム
大会テーマ「生きがいのもてる社会参加と自立生活」と題して、 シンポジストとして北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター院長 長和彦氏 旭川肢体不自由児者父母の会 五十嵐眞幸氏 北海道肢体不自由児養護学校長会会長 山田規美江氏 北海道労働局職業安定部職業安定課地方障害者雇用担当官 百瀬吉永氏 社会福祉法人あかしあ労働福祉センター常務理事総合施設長 北村典之氏 コーディネーターに北海道教育大学名誉教授工学博士 山形積冶氏をお迎えし、 医療支援・教育支援・雇用支援・生活支援そして障害者本人の現実をそれぞれの立場からさまざまな経験と課題を持ち合って、障害者の将来のあり方について率直に話し合う機会となりました。 このシンポジウムで初日の大会は終了しました。その後北洋ビルにおいて情報交換会が行われ、全道各地の会員方たちと親睦を深めました。 |
■基調説明・大会決議文採択・閉会
2日目の大会は「障害者自立支援法案について」と題して、北海道保健福祉部障害保健福祉課支援費基盤グループ主幹 内海敏江氏が基調説明を行い開会しました。応能負担から応益負担へ、一割負担の導入やサービスの質や量などの課題や不安な点を、資料を基に道の立場から具体的に説明されておりました。 引き続き旭川肢体不自由児者父母の会青木理事が大会決議文を読み上げ、満場一致で採択されました。次期開催地である登別肢体不自由児者父母の会畠山会長の挨拶後、北海道肢体不自由児者福祉連合協会七戸副会長の閉会挨拶を以て、2日間にわたり執り行われた大会が盛会のうちに無事終了しました。 |
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