平成24年度旭川障害者週間記念事業

 

平成24年度旭川障害者週間記念事業 『共に生きる仲間として、障害を持つ方と交流してみませんか?』

12月9日日曜日、平成24年度旭川市障害者週間記念事業が開催されました。
今年は基調講演にフィンランド大使館の領事で二等書記官のミンナ・コッコネンさんをお招きし、フィンランドの障害者福祉についてお話しいただきました。
また、手話サークル「ド・レぺ」のみなさんの手話歌を皮切りに、旭川千翔太鼓の皆さんの太鼓演奏・旭川市立啓北中学校の皆さんのジャグリング、
YOSAKOI旭川北の大地の皆さん、愛別ひょっとこ踊りの演舞等、多彩な方々に会場を盛り上げて頂きました。
そして、視覚障害者のためのインターネットの体験コーナーや障害者の事業所作品展示販売会なども催され、
前日より降り続く雪にもかかわらず、300人の参加者にお集まりいただき障害者の社会参加と共生の理解を深めました。

<開催目的>
 12月3日から9日までの「障害者週間」を、広く市民に知ってもらう記念事業を実施し、健常者や色々な障害を持つ様々な立場の人たちが障害者問題について、ともに考える機会を提供することで、ノーマライゼーション社会の実現の促進を図るのが目的です。

☆記念事業 12月9日 日曜日 10時30分開場 16時30分終了

 旭川市障害者福祉センター「おぴった」 2階 体育館  入場無料

オープニング

 手話合唱&ハンドベル演奏 旭川大学・旭川女子短期大学部 手話サークル「ド・レぺ」

おなじみ旭川大学・旭川女子短期大学部の手話サークル「ド・レぺ」の皆さんによる手話歌でオープニングがスタートしました。
ハンドベルの澄んだ響きが会場を包みました。

開会宣言

坂本実行委員長の開会宣言に続き、西川旭川市長の主催者挨拶、高津障連協理事長の実施法人挨拶がありました。
来賓に三井旭川市議会議長と旭川社会福祉協議会よりご挨拶を頂戴いたしました。

太鼓演奏 旭川千翔太鼓

おぴったの設立10周年記念事業でもご披露頂きました旭川千翔太鼓の皆さんは、
幼児から大人まで幅広い年代の皆さんが、それぞれ素晴らしい太鼓の演奏を行います。
オープニングの最後にふさわしい、迫力とキレのある演奏でした。

お昼休み

「旭川市に高等養護学校をつくる会からの報告」 つくる会 池川美香

お昼の休憩前に旭川市に高等養護学校をつくる会からの報告がありました。
また会場では手話通訳者の方や要約筆記の方など、この事業に参加する方のサポートが行われています。
そしてボランティアに参加された、旭川龍谷高等学校・旭川福祉専門学校・北海道教育大学旭川校、
旭川大学・北海道旭川北高等学校・旭川明成高等学校の皆さん、どうもありがとうございました。

キャラクター紹介 あさっぴー・影狼

ステージの準備の間に、今年会場を盛り上げた「あさっぴー」と「影狼」の紹介の時間が設けられました。
あさっびーはゆるキャラ全国88位で皆さんにおなじみですが、影狼は今年10月に誕生したニューヒーローです。
「光あるところに影ありを信念に自分は影になっても旭川を明るく輝かせます。」と、来場の皆さんにマイクでアピールしました。
そして旭川市長も気軽に写真撮影に応じて頂き、障害者週間事業を楽しまれました。

基調講演 フィンランドの社会福祉について

 講師 駐日フィンランド大使館 領事・二等書記官 Mrs.Minna Kokkonen(ミンナ・コッコネン)氏

 フィンランドの社会福祉について 〜障害者福祉制度を中心に〜 

フィンランドの大使館員として日頃からご多忙にもかかわらず、
この日のコッコネンさんはとても気さくに皆さんに笑顔を振りまいていました。
英語の講演ということもあり、初めは少し難しく感じられましたが、
分り易い通訳に助けられ質疑応答に立つ方もいて、大変有意義な基調講演となりました。

アトラクション

ジャグリング 旭川市立啓北中学校

ジャグリングを通じて、市内の施設などでボランティア活動を続けている旭川市立啓北中学校の生徒の皆さんです。
何年か前のおびったまつりでもお越し頂き、いろいろなジャグリングをご披露頂きました。
今回もハラハラドキドキのジャグリングでご来場の皆さんを楽しませ、成功するたびに歓声が上がりました。

YOSAKOI 旭川北の大地

おぴったまつりでもご参加いただき、いつも素晴らしい舞をご披露頂いています。
今回も、力強くそして優雅に会場全体を使って盛り上げて頂きました。

演舞 愛別ひょっとこ踊り

この日は大雪で、愛別から車で2時間以上かけてお越しいただいた愛別ひょっとこ踊りの皆さん。
コミカルなしぐさで、登場からご来場の皆さんの笑いを誘いました。
アトラクションの最後を締めるのにふさわしい、楽しい踊りでした。

市内事業所出店

※出店事業所等(順不同) 旭川ろうあ協会、ニムビン、ふたば、旭川フレンドハウス、旭川福祉園、ぽぷら事業所、永山友愛、和

 サポートステーション愛、希望学園・第二希望学園、ハーモニー、とんとん、福祉旭川共有会、ゆいまーる、希望の杜の会なつみかん

今年は15箇所の事業所等が出店しました。
各事業所手作りの品々が来場者の関心を集め、休憩時間は作品を買い求める方たちで賑わいました。

☆視覚障害者のための≪インターネット活用&活字を読もう 体験会≫ 12月9日日曜日 10時〜15時

 旭川市障害者福祉センター「おぴった」 2階 会議室2

旭川盲人福祉協会・旭川点字図書館・旭川点訳朋の会による視覚障害者のためのインターネット体験会が開催されました。
インターネットの閲覧だけでなく、新聞・雑誌の文書も機材を使ってデータをパソコンに取り込めば、音声ソフトがその内容を読み上げます。
体験者の皆さんは興味深く熱心に説明を受けていました。

☆事業所作品展示即売会 11月27日火曜日〜12月7日金曜日 10時〜17時(休館日を除く)

 旭川市障害者福祉センター「おぴった」 1階ロビー

☆加盟団体・事業所パネル展示 11月27日火曜日〜12月9日日曜日(休館日を除く)

 旭川市障害者福祉センター「おぴった」 2階通路 展示スペース

◇平成24年度障害者週間記念事業案内パンフレット◇

主催 旭川市

後援 社会福祉法人 旭川市社会福祉協議会

事業実施法人 特定非営利活動法人 旭川障害者連絡協議会

 住所 旭川市宮前通東4155−30 旭川市障害者福祉センター「おぴった」 3階事務局

 電話 31−2226